日本株式の知られざる優良銘柄

前回は投資方針と称して、実際は投資する、もしくはした銘柄の基準を記載してしまったが、今回は少し違った視点でいくつかの銘柄を見ていきたい。

 

これまで、「ピンチをチャンスにする投資」企画以外で触れてこなかったが、株式の保有銘柄は、日本株で2銘柄、米国株で3銘柄、中国株で1銘柄である。可能な限り資金ができれば、これらのいずれかの銘柄を買い増しする方針であるが、日本株の場合にそこまで貯まらずも適度には資金が出来た場合に別銘柄を購入したいという気になる場合がある。

 

そこで今後に向けて少し銘柄探しをしてみたいと思うと同じタイミングで、少し前の週刊東洋経済2017/10/28号で地方の名門企業77という特集があったので、ここから投資対象になる銘柄がないかを探してみることにした。

 

記事の中で「地方企業成長率ランキング」と記載されているページがあり、ここでは東京と大阪を除く45道府県に本社を構える企業を対象に2期連続で経常利益の伸び率が大きい順に7つの地域に分けて記載されている。この中の各地域の上位に絞って、割安株の評価をうけている銘柄を狙うことにしたい。

 

まず各地域の上位銘柄であるが、

【北海道・東北】

4650 SDエンターテイメント

2792 ハニーズHD(*)

2930 北の達人コーポレーション

9812 テーオーHD(*)

1840 土屋HD

【関東】

7238 曙ブレーキ工業

4117 川崎化成工業(*)

4921 ファンケル

6240 ヤマシンフィルタ(*)

7908 KIMOTO

【北陸・甲信越

5343 ニッコー

6300 アピックヤマダ

4369 トリケミカル研究所

9685 KYCOM HD(*)

5283 高見澤(*)

【東海】

7254  ユニバンス(*)

3987 シェアリングテクノロジー

3782 ディ・ディ・エス(*)

6846 中央製作所(*)

2769 ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(*)

【近畿】

7974 任天堂

5726 大阪チタニウムテクノロジーズ

3804 システムディ(*)

3038 神戸物産(*)

5985 サンコール(*)

【中国・四国】

3891 ニッポン高度紙工業

7887 南海ブライウッド(*)

8167 リテールパートナーズ

4336 クリエアナブギ(*)

6266 タツモ(*)

【九州・沖縄】

2342 トランスジェニック(*)

3359 タイセイ

3246 コーセーアールイー

7187 ジェイリース

3561 力の源HD

となっている。各地域とも上位5銘柄を選定。あとはこの中から割安評価をうけており、また最低購入価格が投資圏内であれば購入するのも良いと思います。一応、1/8時点で「みんなの株式」のサイトで目標株価で割安評価をうけている銘柄を記載(上記で銘柄の後に*)しておきます。

ただし、投資は個人の判断、責任によるものですので、くれぐれもご注意ください。

投資情報を中心に投稿しますが、関連しそうな国際、政治、経済ネタも取り上げます

これまで、投資に限らず雑多にいろんなことを書いてきましたが、今年からこのサイトは投資に関する情報を中心にしていきたいた思います。

 

現在、企画的に「ピンチをチャンスにする投資」を掲載していますが、これに限らずにそれ以外の投資活動や参考にしている情報、ニュースなどをタイムリーにtwitterも使いながらやっていきます。

 

2018年の投資方針として、キャピタルゲインは30万円、インカムゲインは10万円を目標に取り組んでいきます。投資基準は、ROE15%以上、PER20%未満、PBR1.5%未満、営業CFがプラス、流動比率が150%以上、3年連続増益くらいにしたいた考えています。これに平均増収率や配当利回りをその時々に応じて判断したうえで投資します。投資後は株価が25%以上の上昇で手仕舞いし、7%以上の下落で損切りを心がけます。

 

ただ、今年は様子見もしながら慎重にする局面もあると思うので、インデックスへの投資も考えたいと思っています。

打ち返しの仮想通貨関連銘柄

〜ピンチをチャンスにする投資6〜

 

これまで4ヶ月余り、動きの少なかったNEW ART(7638)であるが、11月に発表された仮想通貨の取り組みや一部テレビでの影響もあり、12/13の上昇をうけ、翌日14日に指値注文で40円で売却することができた。

 

NEW ARTの収支は

購入が30円×200株+150円=6,150円

売却が40円×200株-150円=7,850円

となり、1,700円の益となった。

 

次の銘柄探しであるが、以前より最低購入価格を満たせておらず手を出せなかったが、ようやく手を出すことができるようになった。

その銘柄とはヤマシナ(5955)である。京都の山科にあり、ネジの製造販売を手掛ける100年企業である。このような老舗のものづくり企業が日本の高度経済成長を支え、いまだに活躍していることは大変誇らしい。ヤマシナは79円×100株を購入したので、しばらくはホールドで、その業績を見守っていこう。

 

つづく

初めてのマイナス成績

〜ピンチをチャンスにする投資5〜

 

しばらくの間、スマホの交換もあり更新を怠っていたが、色々と動きがあったのでキャッチアップを含めて更新したい。

 

前回のNEW ARTを買い付けた後、残金の1,500円も寝かせておくのもいまひとつでもあり、9/6に国際のETF VIX(1552)を83円で15株購入することにした。米国を皮切りに株式市場が低迷したときに上昇する性質のものでもあり、様子見のためにも保有していた。

 

ところが一週間も経たないうちに分割することになり、単元未満株となってしまい、あえなく保有は打ち切られた。購入時の情報収集不足がもたらした結果であり、身から出た錆でもある。反省材料であり、今後は軽率な情報収集で購入することは控えることとしたい。

 

結果として、このETFの収支は

購入が83円×15株+150円=1,395円

売却が1,245円-123円=1,122円

となり、マイナス273円であった。

 

つづく

続けて目をつけた銘柄は?

〜ピンチをチャンスにする投資4〜

先週水曜になるが次の銘柄を買い付けたのでそのレポートです。

前回はビギナーズラックもあって良かったのだが、この資金だとなかなか買い付けるまで時間がかかってしまうが、市場をしっかり見極める意味でもよい機会ととらえたい。

そんな中、買い付けたのはNEW ART(7632)である。この会社は銀座に本拠地を構える1994年設立のジュエリーアートやエステを手がけている。4,5年前は2期連続で赤字であったが、ここ3期は黒字に回復した。

買い付けは30.75円で、25日移動平均で見てもデッドクロス銘柄にあげられており、割安となっている。ただそれほど値上がりもしないとも見ており、手数料と税金を意識しながら売却を待つことにしたい。

本来であればしばらく保有したいが、何せまだコツコツと買い付け&売却を繰り返し、積み上げなくてはならないステージでもあるので、我慢強く市場と向きあっていきたい。

つづく

いきなりのビギナーズラック?

〜ピンチをチャンスにする投資3〜

今週、エー・ディー・ワークスを売却したので触れたいと思う。結論だけを伝えると買付分の100株(43円の買い付け)は52円の指値に対して、55円、また新株予約の100株(無償)は14円の指値に対して18円で約定となった。

今回、低位株ホルダーにとって新株予約権がついた株であったことは非常にラッキーで、初値が2円であったにも拘わらず、相場としてはタカタの売却資金がエー・ディー・ワークス株に流れ込んだ部分もあり、上げ幅上位になっていたことも幸いした。少しビギナーズラック的な部分もあるので、次の買い付けはしっかりと見極めていきたい。

売却結果をまとめると
100株分は手数料込みで5,350円、
新株分は手数料込みで1,650円。
これに税金507円を差し引くと
6,493円となり、残金とあわせて次回への資金は7,928円となった。

つづく

国内株式の低位株くらいからが選択肢。さて最初に選んだ銘柄は?

〜ピンチをチャンスにする投資2〜

今となっては先週になるが、元手5.000円(厳密には5,885円)で投資を始めることができたのでレポートしていきたい。

まず、初めに何に投資ができるかを考えた時にいくつかの選択肢を考えることにした。

買付け単位の低い金融商品としてまず思い浮かんだのは「外国株」である。米国株であれば一株単位からの購入可能であり、しかも10ドルを少し超えるくらいから数多くの銘柄を選ぶことができる。ただ思いがけないことに最低口座預金残高が100ドル必要とのことから諦めざるを得なかった。ちなみにその後、FXについても考えたが同じ理由で断念せざるを得なかった。

あと出来そうなものは「国内株式」、「外貨預金」、「投資信託」くらいしか思いつかなかった。

この中からは「投資信託」は基準価額の動きが少なく、また5,000円前後の商品も少ないことから脱落。次に「外貨預金」は為替の動きを見張っていなくてはならず、売買タイミングがリアルでもないので、サラリーマンとしては日中にトレーディングもどきのことが出来ないことから、これも様子見とした。最後に「国内株式」は株式とETFの両方に選択肢があることから、現実感もあり、銘柄は少ないものの「国内株式」を手始めに投資をすることにした。

さて、肝心の銘柄選びではあるが如何せん5,000円厳密には手数料込みで5,800円くらいの銘柄は9銘柄くらいしかなく、これだけ低位株ということは何かしらの曰くつきであることを覚悟する必要がある。また、どの銘柄とて初めて聞くものばかりであった。

そんな中でPERやPBRならびにここ数年間の業績をみて、エー・ディー・ワークス(3250)を買い付けることにした。この会社は個人富裕層向けに不動産サービスを提供しており、業績も安定している。ただ、何度か資金調達のためにライツオファリングという方法で既存の株主に対して権利行使の有無を問うものを7月から9月にかけて実施することになっている。

ひとまず値動きの少ない中、43円(手数料込みで4,450円)で買い付けることができたので、ライツオファリングの権利行使の有無や次に向けての売却タイミングをレポートしていきたい。

つづく