動けずにやむなく損切りのNEW ART

〜ピンチをチャンスにする投資11〜

半年ほど前に、NEW ART(7638)を30円で購入したが、その後の値動きも膠着状態でもあり、8月後半に売却。

購入 30円×100株+150円=3,150円
売却 29円×100株 −150円=2,750円

となり、マイナス400円での損切りをした。

低位株で急騰があればよいのであるが、そんなにうまい話はなく、また焦らずにコツコツと機会を伺っていきたい。

リピートする2銘柄

〜ピンチをチャンスにする投資10〜

このシリーズも10回を迎えたがまだまだ伸びてはおらず、先月末にリピーターの如く、再度以下の二種類の銘柄を購入した。

エー・ディー・ワークス(3250)を42円で200株購入し、NEW ART(7638)を30円で100株購入した。

なかなか市場の動きが読みにくいが、2銘柄を同時に売買しなくてもよいように冷静に銘柄の動きを見ていきたい。

つづく

利確はできるが少し複雑かも?

〜ピンチをチャンスにする投資9〜

今週、NEW ART(7632)の株価に値動きがあったので売却した。

購入が29円☓300株+150円=8,850円
売却が37円☓300株−150円=10,950円

となり、2,100円の益となった。

最近は日経平均株価も年初よりだいぶ下がってきたこともあり、これくらいの原資で購入できる銘柄が増えてきたことは有り難い反面、日本経済を考えると少し寂しい部分もある。

ただ、このような状況でもめげずに良い銘柄を探しながら、投資を続けていこう。

書評「プライベート・バンカー」(清武英利著)

シンガポールを舞台にしたプライベートバンクを取り巻くバンカーと富裕層を描いたノンフィクション作品である。

主人公の野村證券三井住友銀行出身の杉山やその上司である桜井や梅田を中心とした外資ならではの、社内であろうと成果のために他人の顧客を奪い合う醜い人間模様や、シンガポールでの勤務先であるバンクオブシンガポール(BOS)、イタリアのUBIでの様々な出来事、更には顧客である富裕層ならではの悩みなども凡人では想像しがたいものなどを巧みに描きだしている。

描かれている人物の知名度などはわからず、当時の取り巻く環境などは理解が進みにくいが、一般的にプライベートバンクの内情にまで踏み込んで描かれており、普通ではわからないことまでが明らかにもなっている。

筆者はかの清武英利であるが、元新聞記者として踏み込んだ取材から得た情報をもとにわかりやすい文章で書かれているため、全ての読者にとって一読の価値はある。

プライベートバンカー カネ守りと新富裕層

新品価格
¥1,728から
(2018/2/4 22:24時点)

膠着してきた相場

〜ピンチをチャンスにする投資8〜

年明けからの相場状況をみてなかなか動きにくい感じもあったが、以前購入したNEW ART(7632)が前回よりも安くなったので29円で約定し、300株購入することができた。

まだまだ原資が伸びなくてはいけない時期ではあるが、ボラティリティー高い銘柄よりも、オーソドックスに評価できるこの銘柄とした。

これからも、他の銘柄選定の際には一度購入した銘柄に手を出すかもしれないが、感情的にならず、冷静に選定していきたい。

つづく

書評「生涯投資家」(村上世彰著)

ちょうどこのブログで、「ピンチをチャンスにする投資」を企画ものとして始めると時を同じくして、タイトルの著作が出版された。

 

村上世彰氏は、かのニッポン放送の株式購入にあたり、ライブドアとの間でインサイダー容疑をかけられてしまい、一旦は投資ファンドの世界から少し離れていた。しかし、最近は元村上ファンド出身者や自身の娘が主導する投資ファンド、自身もこの世界に戻ってきており、黒田電気の件をはじめ、物言う投資家としてのその復活ぶりは目を見張るものがあり、素晴らしく嬉しかった。

 

私も株式投資にあたり、村上氏が提唱するコーポレートガバナンスの強化などは共感するものが多く、また内部留保が過ぎる企業に対して投資したうえで物言う姿勢などは、歯に衣着せぬ言いっぷりで痛快そのものである。

 

かつてはあまりにも投資に対する世間の目が遅れており、ホリエモンと村上氏が悪者として仕立てられた感があったが、今となっては一般投資家でも負けず劣らず大金を企業に投じており、このかつての動きがあったが故のものとして、ようやく追いつき出してきたと感じられる。

 

さて前置きが長くなったが、この著作は何度でも読み直すことができるほど充実したものになっていると評価している。なかでも氏が紹介してほしい3人として、マクドナルドの藤田田氏、西武の堤清二氏、リクルート江副浩正氏を実際に紹介うけたくだり、また東京スタイルへの敵対的買収に至った際の、伊藤氏とのやりとりは氏の熱い思いがよく出ていると感じられた。

 

更には、真に投資家と経営者は分離すべきとは、そのとおりだと思うし、経営者が自身の思い通りに経営したければ、非上場にすべきとはまさしくである。ただ、企業に身を置くものとして、追加するとしたら、非上場足りとても外部の目を入れて経営を健全化しなくては日本の企業競争力は向上しないと思う。

 

また自身の投資基準として、期待値が

1.0を超え、IRRが15%を超えないと実施しないなどが記されている。あと2006年以降の活動が最後に記載されているが、介護のところで触れられていたヒルズ族折口雅博氏も昨年末のテレビ番組で、事業家というよりも投資家として復活を遂げていたことも何かの縁ではないかと思う。

 

現在はシンガポールに移住して、自身の資金で投資し、また娘の会社にアドバイスするなど、相変わらずの活躍ぶりであるが、日本もようやく氏の提唱してきたコーポレートガバナンスへの取り組みも始まってきたことから更なる活躍でメディアを通じて目にすることを期待したい。

生涯投資家 [ 村上 世彰 ]

価格:1,836円
(2018/2/4 22:54時点)
感想(4件)

 

好調さを維持した老舗銘柄のヤマシナ

〜ピンチをチャンスにする投資7〜

 

年明け早々から上げ相場として動き出し、現在保有しているヤマシナ(5955)もかつてないほどの勢いで株価が上昇。そのため先週末に、購入時の株価から20%アップの株価となる95円で指値注文していたところ、昨日約定できた。

 

この上昇理由ははっきりとはわからないが、現在112円で終値をつけており、もう少し上昇するのでは、というヨコシマな思いもあったが、やはり危険な感じもするので手仕舞いすることにした。

 

そういうわけでヤマシナの収支は

購入が79円☓100株+150円=8,050円

売却が95円☓100株-150円=9,350円

となり、1,300円の益となった。

 

少し相場をみながら次の銘柄選定をしていこうと思う。

 

つづく