Weekly o9056 Report
今回から始まったこの企画。
投資のために日々サイトを見ている中で、この1週間に気になった記事を書いてみようと思ったものです。
誰かのためになれば、それはそれで嬉しいのですが、まずは自分の記録として残しておきます。
今週気になった記事は8本
オークションも隆盛…いま香港に「超富裕層」が集まる理由(引用元:幻冬舎GOLD ONLINE)
香港大富豪の「中国撤退」がついに終盤戦へ 経営の王者・李嘉誠氏の脱出録 (引用元:WEDGE)
内憂外患、エルドアン大統領に陰り、地方選敗北、対米関係の悪化(引用元:WEDGE)
【写真特集】カンボジアに狂乱を呼ぶチャイナマネー | Picture Power | コラム (引用元:ニューズウィーク)
焦点:資金洗浄疑惑に揺れる北欧金融モデル、信頼前提の制度破綻 (引用元:ロイター)
世界一の空港、7年連続でシンガポールのチャンギ-羽田は2位 (引用元:ブルームバーグ)
初めて取り上げた記事は李嘉誠氏に関する内容
今週の一本としては李嘉誠氏の記事。ウェッジからの内容であるが、氏はご存知のとおり、中国経済界でも著名な大富豪で、フォーブス誌の世界長者番付でも毎年上位に名を連ねていることでご存知の人も多いであろう。
中国経済への影響力
また米中貿易摩擦で揉める中で、氏はとりわけファーウェイを支持していることからも、習近平もアメリカのターゲットになっているファーウェイを簡単に切り捨てることができなかったことを知っている人はそんなに多くはないと推測している。
中国撤退はいつからか?
そんな李嘉誠氏が2013年頃から中国投資を見切ってポートフォリオを少しずつ変えていたようである。記事にある大学教授の言では2008年の労働契約法の施行により、企業が従業員を解雇できなくなり、また減給なども容易に行えず、いずれ競争力を失っていくことを予見しており、これはまさしく日本の現状が、少し遅れて中国経済が直面することを感じたものであろうか?
現在のポートフォリオ
台湾の自由時報というメディアが、3/25付で李嘉誠氏の資産状況を記事にしており、中国資産が1割にまで減り、その代わりに欧州資産が5割に達していると報じている。また欧州以外にも北米や豪州、金などにも移しているようである。