国内株式の低位株くらいからが選択肢。さて最初に選んだ銘柄は?

〜ピンチをチャンスにする投資2〜

今となっては先週になるが、元手5.000円(厳密には5,885円)で投資を始めることができたのでレポートしていきたい。

まず、初めに何に投資ができるかを考えた時にいくつかの選択肢を考えることにした。

買付け単位の低い金融商品としてまず思い浮かんだのは「外国株」である。米国株であれば一株単位からの購入可能であり、しかも10ドルを少し超えるくらいから数多くの銘柄を選ぶことができる。ただ思いがけないことに最低口座預金残高が100ドル必要とのことから諦めざるを得なかった。ちなみにその後、FXについても考えたが同じ理由で断念せざるを得なかった。

あと出来そうなものは「国内株式」、「外貨預金」、「投資信託」くらいしか思いつかなかった。

この中からは「投資信託」は基準価額の動きが少なく、また5,000円前後の商品も少ないことから脱落。次に「外貨預金」は為替の動きを見張っていなくてはならず、売買タイミングがリアルでもないので、サラリーマンとしては日中にトレーディングもどきのことが出来ないことから、これも様子見とした。最後に「国内株式」は株式とETFの両方に選択肢があることから、現実感もあり、銘柄は少ないものの「国内株式」を手始めに投資をすることにした。

さて、肝心の銘柄選びではあるが如何せん5,000円厳密には手数料込みで5,800円くらいの銘柄は9銘柄くらいしかなく、これだけ低位株ということは何かしらの曰くつきであることを覚悟する必要がある。また、どの銘柄とて初めて聞くものばかりであった。

そんな中でPERやPBRならびにここ数年間の業績をみて、エー・ディー・ワークス(3250)を買い付けることにした。この会社は個人富裕層向けに不動産サービスを提供しており、業績も安定している。ただ、何度か資金調達のためにライツオファリングという方法で既存の株主に対して権利行使の有無を問うものを7月から9月にかけて実施することになっている。

ひとまず値動きの少ない中、43円(手数料込みで4,450円)で買い付けることができたので、ライツオファリングの権利行使の有無や次に向けての売却タイミングをレポートしていきたい。

つづく